AOTC(エピソード2)ドゥークー伯爵 ライトセイバー
2002/12/18更新

 エピソード2で初お目見えのドゥークー伯爵(ダース・ティラヌス)のセイバーは、これまでに類を見ない湾曲した形状をしている。
 ちなみに上の写真はVisualDictionary(キャラクター&クリーチャー)からの物だが、逆版(フィルムを裏表逆にスキャンしたもの)になっている。製版上のミスかはたまたデザインの都合上意図的に行ったものかはわからない。

 ブレードまで湾曲しているわけではない。
 また、他のプリュークエルセイバーと同様、カバーテッククリップでベルトに装着する。
 VisualDictionaryより。
 彼は元ジェダイな訳だが、当然そのころは青もしくは緑のブレードカラーを持つセイバーを使っていたのだろう。

 実はエピソード2の制作当初は、ドゥークー伯爵は存在しなかった。今作のシスとしてコンセプトデザインに上がっていたのは、エスニックな雰囲気を持つ女性のシスであり、これと同じ湾曲したセイバーの二刀流使いだった。
(余談だが、彼女は後にカートゥーン・ネットワークで放映されたアニメーション、「クローン大戦」においてアサージ・ヴェントレスとして採用されることになる)
 商品プロダクション用に、ライセンスを許可されている各メーカーなどに送られた、プロップのレーザースキャン画像。これを元におもちゃなどが制作されるわけである。
 プロップのみならず、役者の顔などもスキャンされた。

 このような体制が取られたのはエピソード2が初めてなのだが、このデータのおかげで、エピソード2関連商品は、小さなフィギュアに至るまで非常に精巧な物が作られた。

jedi2016氏によるSWC2画像 Thanks to jedi2016 for permission to re-post these excellent pics on this site.
excerption from jedi2016.com