[584] ルークセイバーについて
投稿日 2002年6月17日(月)18時12分 投稿者 ハリコレ主催者
皆様のご質問に関し、早速週末でしたが先方に確認を入れましたところ、説明は下記のとおりでした。
1)ハンソロブラスター:すべてUSA製
2)ルーク: 一部USA(輸入分30本)、それ以外は中国製(刻印のあるもの)
理由: 米国製は当初の中国生産が間に合わないため、過渡的に製造したもので、本来はすべて中国製とする予定だったとのことです。
品質的には、もちろんまったく同等製品かそれ以上であるとの説明です。
(確かに米国製でも一部30本の店頭見本品にすでに不良交換品がありました。)
3)出荷: 当初の30本につきましては、ご注文の順番で出荷をさせていただきました。
4)今後の商品: すべて中国製で製造を開始しています。 そのための品質検証人員を米国より1名、香港で1名を派遣し、クオリティについては万全を期すとのことです。
5)弊社の見解:商品のクオリティに関しましては、弊社のT2のスカルなども中国で生産され、そこでのチェックも私がしてまいりました。全体的な印象としましては、商品は原型提供者のXFXが驚くほどの品質を示し、日本のメーカーも驚いております。また、とりわけパッケージなどは、落下物検査などをきちっと行い、またダンボールなどもダブルの厚みのものを使用していることで、ある意味私自身も中国製に対するものの考え方を改めたという経験があります。
また、中国と申しましてもいろんな工場がございます。ルーカスフィルムもその点は品質には最大の注意を払っているはずです。
したがい、今回の工場につきましては、近い将来私も訪問をして、作業などを視察したく思っております。その折、改めてレポート申し上げます。
ご参考までに一般的な承認までの流れをご紹介しますと:
1)原型制作・・・・版権元(ルーカスフィルムなど)に提出、承認
2)原型を製造元に送付・・・・・・材料の選択・原型から量産品サンプル制作
3)量産品の検証・・・・・版権取得者(MR)版権元(LF)双方によ検証および承認
4)商標パッケージ・同封物の承認・・・・・・版権元(LF)
5)生産開始・・・・・・製作者の大量生産開始
以上ですが、弊社では引き続き皆様の声を反映できるよう、MR社には伝えてございます。
今後ともご理解ご協力よろしくお願い申し上げます。
[650] 一昨日のMR本社でのミーティングの結果を下記にご説明いたします
投稿日 2002年6月30日(日)23時22分 投稿者 ハリコレ主催者
1)USAとCHINA製
当初すべて中国での生産が予定されておりました。しかしながら、プロトタイプから全量を生産するには
中国では、発売時期も遅れる可能性があり、一部を米国で行うことになったものです。実数的にははっきり
した数量は明確にされませんでしたが、日本に入った量からみて300本ぐらいと予測されます。
2)プロップとしての品質
プロップとしてルーカスフィルムから提示されたものは、ルークだけでも少なくとも4本はあったようです。
細かく検証するとそれぞれがかなり仕上げやサイズでさえも異なっていたとのこと。最終的にはそれらを
写真に収め、3次元イメージとしてコンピューターで取り込んだ上、最終的な設計図に落とし込みました。
(私もPC上で見せてもらいましたが)かなりサイズなどは詳細に記入されており、ここから実際の製品が
アルミの削りだしとして、生産されました。それがコンピュータを内蔵したNC旋盤であったかどうかは定かで
ありませんでしたが、すべて1個一個のハンドメードということでした。
また、そのブループリントに基づき、米国・中国での生産が進められたわけですが、両方ともにルーカス
フィルムに送られ、承認を受けたそうです。その際に異なっていたかどうかの指摘は特になかったようですが、
要は容認範囲(Toleranceといってますが)内であったと理解したとことです。
[651] 一昨日のMR本社でのミーティングの結果を下記にご説明いたします。2
投稿日 2002年6月30日(日)23時23分 投稿者 ハリコレ主催者
3)シリアル番号
シリアルを刻み込んだプレートはすべて中国生産で、密封してまとめて送られました。米国製だから若い番号
ということもなく、ランダムに配分されたようです。したがい、傾向として米国のものが多少割合として
若い番号があるかもしれませんが、全体としては交じり合っているとのことです。ちなみにハリコレには
800番台から1000番台が多かったです。
4)SDとの関係
MRはSDとはまったく別の会社です。 SDはすでにMRが設立されたときには存在していませんでした。
SDはMRのプロダクトデベロップメントを担当するディムゾ氏が起こした会社ですが、MRのマネジメントは
全く業界に関係のない人たちによって設立されています。したがいアイコンなどとの関係も全くありません。
一部にSDの在庫処分があったのではとの見方もございましたが、これに関してはMRもきっぱりと否定して
いますし、ハリコレもSDの最後の放出品を入手した時点でこれが最後という通告を受けていました。
(そのときにはディムゾ氏がMRに関係しているとはつゆ知りませんでしたが)
5)これからの生産
今後の商品はすべて中国で行われます。生産の効率性とパッキングなどのグレードを考えますと生産者
としてはやはり、中国生産を選択せざるを得ないとのことです。 これはやはりビジネスとして考えた
場合の選択としては必要とのことでしたが、品質に関してはその商品の希少性からみて十分に管理を行い、
満足できる商品を作ってゆきたいとのコメントでした。
以上ですが、どこまで皆さんのご満足のいける回答になったかどうかはわかりませんが、
ハリコレとしてはできる限り、このような形でさまざまな情報をご提供させていただき、
また皆さんからのご意見を参考にしてMR社に伝えてゆきたいと思います。すべてを満たす
ことは無理かもしれませんが、今回も代表がこのためといっていいほどサンフランシスコに
出張しており、皆様には姿勢だけでもご理解いただけたのではと希望いたします。
今後のご支持とご支援のほどお願い申し上げます。
なお、ちなみに7月にもハリコレジュニアーとして、
上野のアメ横センタービル内に新店舗をオープンいたしました。
今までのタワー店ともども、かわいがっていただけるよう努力を続けてゆきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。