バブルレンズについて
2002/10/22執筆 2003/02/28更新 by ぴろいし(情報提供・Darth Slug氏)

 ANHルーク、ANHオビ=ワン、ANHベイダー、ESBベイダーの各セイバーのクランプに装着されている透明の半球が連なっている部品は、古い計算機のディスプレイに使われていたバブルレンズというものである。

 左は1974年以降にTexas Instrumentsというアメリカの会社から発売されていたexactra19という小型計算機である。他にも数機種あるこれらの方式の計算機は、画面の表示にLED(一つの数字を7つの発光体で表示することから7segment LEDという)を利用しているのだが、技術上あまり大きなLEDを作ることは出来なかった。
photo by highvista
 そのため、このようにプラスチック製のレンズをディスプレイの上につけて視認性を良くしたのである。
photo by highvista
 他にも何機種かの計算機に同様のバブルレンズが用いられているが、大きさが合う機種としてはexactra19、exactra20、およびそのヨーロッパ流通版であるTI-1900とTI-2000の4機種が確認されている。

Data Source : DATAMATHTMCALCULATOR MUSEUM