Larry Leung(LARBEL)作 EL Style-O Lightsaber

 香港・LARBEL製後期量産型EL点灯用回路内蔵Style-Oセイバー。アルミダイキャスト製で、陽極酸化処理(アルマイト)が施してある。

 エミッターは取り外しすることができ、$5で別売りされていた穴の空いていないものと簡単に交換することが出来る。(SS-Style-O No.15を参照)
 Larbel制作の初期のプリュークエルセイバーの黒色部分は比較的ツヤがあったが、後期の作品はマット調で落ち着いた感じになっている。
 初期の作品ではレジン製だったレッドボタンも全てアルミ製になっている。インバータを動作させるためのオルタネート型スイッチが中に仕込まれているが、外見には全く不自然さがない。試作品ではボタンがかなり飛び出していたが、フォーラムでの意見により改良された。

 真鍮製のネジには残念ながら紫のパーツが追加されていない。
 また、LED部分も完全再現ではないが、これらはやろうと思えばすぐに自分で加工できる部分だ。
 この黒いリングモールドも、初期の作品では再現されていなかった部分だそうだ。
 柄頭(pommel)部分。MRのAOTCオビ=ワンの方が全体的に丸みのある造形になっている。こちらのほうがシャープな印象だ。
 分解図。006P電池はエミッター側に内蔵するようになっている。ポンメル側から出ている黒い固まりは、樹脂で固められたEL用のインバータ。内部にはEL-Style-Qよりも余裕がない。国産の006P電池よりも、Duracellなどの海外製品の方がわずかに小さいため、納まりが良かったりする。
ブレードの電極はこのように音楽用のモノラルミニプラグで行うようになっている。

 蛍光灯の明かりの下で撮影したブレード。ご覧のようにがっかりするくらい暗い。回路及びブレードはLightec製。折り畳まれた細いELファイバーの周囲に光を拡散する目的の薄い紙が取り巻いており、それが透明樹脂製のパイプの中に入っている。

 暗闇で撮影したところ。ELファイバーが見て取れる。大体この画像が実際に見た時の印象に近い。

 参考写真。同じカットだが、デジカメの露出を崩すだけで、このように強く輝いている写真が撮れる。オークションなどでワーキングセイバーの画像を目にしても、見たまま信じてはいけない。


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