Larry Leung(LARBEL)作　EL Style-Q Lightsaber

　香港・LARBEL製後期量産型EL点灯用回路内蔵Style-Qセイバー。アルミダイキャスト製で、陽極酸化処理（アルマイト）が施してある。
　LARBEL製セイバーには生産時期によって様々なバージョン違いがある。比較的初期の作品には蛇腹状のブロックの集合体部分が弧を描いていなかったり、全体的なサイズが大きかったりするものがあるが、最終ver.はそれらが全て修正されたすばらしいものになった。また、style-oと同様、黒色部分のペイントが初期版はツヤのある物だったのが、後期版はマット調のものになっている。量産するために、ダイキャスト製になったのは残念な点だが、Larry Leung氏の素晴らしい技術とディテールに対する追求、そしてR.P.F.住人の協力によって生まれた名作といえよう。

　ただし、エミッターのパーツはHERO・スタント両バージョン共に実物プロップとは多少のディテール差が見られる。また、レッドボタン直下のパーツも、プロップの黒に対してこちらは銀色になっている。（ただし、スタントセイバーのレッドボタン周囲のパーツは銀色にペイントされている）

エミッターパーツが交換可能であるところなど、殆どの仕様はstyle-Oと同じである。 　インバータも共通。ただし、電池の収納部分など、デザイン上、style-Qの方が内部スペースに若干余裕がある。

カバーテックのノブもアルミ製であることもstyle-Oと共通。中央のプラスネジはダミーで、ノブ本体にネジ山が切られている。 　なお、最終ver.においては、EL版と非EL版の外見上の違いは無いと言っていい。 （初期版のプラズマワーキングセイバーは、内部スペースを確保するために蛇腹状部分が浅かったり、レッドボタン部分が光刃の伸縮を再現するためのボリュームスライドスイッチになっていたりした）

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