ICONS Luke Skywalker Lightsaber
1996年に、アメリカのICONS社よりルーカスフィルムの公式認定アイテムとして発売された、ANHルーク・スカイウォーカーライトセイバー。世界限定10000本で制作され、ご存じのように他にANHベイダーとANHオビ=ワンの3つのラインアップがあったが、3番目のオビ=ワンのリリース中にICONS社は倒産した。
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エミッター。なかなかよく出来てはいるが、本物のGRAFLEXと比べるとやはりどこか物足りなさがつきまとう。本来カメラのフラッシュバルブが装着される電極は無可動で、安っぽい感じのメッキ仕上げ。 |
また、REDボタンも無可動で、本物のように基本的には外すことも出来ない。 |
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2本の金色のピンは、本来カメラのシャッターと同期させるためのシンクロコードを差す場所なのだが、本物に比べてこの間隔が狭い。またエミッター側のピンにあるはずのパーツも足りない。
本体下部のスロットの中も電極が無くなり、物足りない。 |
グラスアイはこのように接着されているだけで、ポロリと外れてしまう。グラスアイのガラスは黒いシリコンによって留められている。ちなみに中はがらんどう。
このことから、おそらくREDボタンも同様に接着されているだけと考えられる。怖くて試してはいないが。 |
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クランプもそこそこ良くできている。クランプもレバーも本来の働きは成していない。GRAFLEXの文字はもちろん消されている。8本ある溝は本物より細く、浅い。 |
エンドキャップ側。グリップは6本で、Dリングのブラケットは2本のリベットで留められている。ANHルークの当時の写真資料が少ないせいと、こうしてオフィシャル製品がこのディテールを持っていることで、これが正しい姿だと信じられてきたが、実はANHルークは7本グリップで、Dリングブラケットもこれとは異なることがわかった。
またこのグリップは堅いツヤのあるプラスチック製で、不評の部分。 |
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全体図。このセイバー、全体が普通の鉄で出来ているらしく、手入れを怠るとすぐサビる。 |
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