マナキン氏改造による LARBEL ANHダースベイダー ライトセイバー

本レポートはマナキン氏によるものである。氏が仕事柄上使用することの出来る、エアーサンダーやベルトサンダーなどの本格的な工具を使用した工作をごらんいただきたい。

 LARBEL製MPPレプリカは、GRAFLEXレプリカと同様2001年9月頃から半年ほどの間だけ発売された、MPPフラッシュガンの複製品だ。権利問題上、ANHベイダーやESBベイダーのレプリカではなく、あくまでフラッシュガンのレプリカとして製作されたもので、ライトセイバーとして完成させるには各種パーツを追加する必要がある。
 ちなみに、ON FILMセクションのANHベイダーの項目に書いてあるように、実物のMPPフラッシュガンには多くの細かなバージョン違い、ディテール違いが存在する。このLARBEL製MPPレプリカは、本体は比較的後期の物、シュラウドは前期のものを参考に製作されたようだ。また、非常にわずかな差ながら、楕円形のソケットの形状が撮影に用いられたプロップとは異なり、コントロールボックスのサイドバーも美しいメッキ仕上げで、一般的なMPPのムクのパーツとは異なる。

 LARBEL主催Larry Leung氏は、詳細は不明なれど、MasterReplicas社のレプリカセイバー製作に関わっているとの情報がある。その話を裏付けるものか、ANHおよびESBルーク、そしてベイダーのMR製レプリカは、Larry氏の色を濃く見て取れる。
 しかし、刻印やエンドキャップの形状(滑り止めの立て溝から底面までの幅)など違う特徴も見受けられ、そのものではない。

(以下文章はマナキン氏による)
LARBEL MPP-ANH(ラリP) REPLICA

ラリPに、BLAST-TECH(ブラステック)製ANH-MPPコンバージョンキット、
マナキン流(大技、小技有)組み立て方。


6本グリップだったラリPを7本グリップに変更いたしましたので、その流れを紹介。
グリップのエンドキャップに掛かる所の加工もしてありますので、参考になるかは・・・。
追加グリップ1本は、ROTJヴェイダーに使った余りで用足しをしています。

LARBEL MPP-ANH
ラリP本体
ブラステックANH-MPP
コンバージョンキット
プラス1本

MPP-ANH 本体編
Dリングの取り付け。
閉じたままでは入りません。
ねじります。
ネジは邪魔なので外し、
差し込む。あっ、ねじりが逆?
ねじりを戻します。
戻す時はシュラウドにキズをつけない様に。
クランプサイドプレートに
打リベットを付けます。
DIY屋に売ってる、直径9mm。
LED6の取り付け。
クランプバーを上げます。
差し込んでバーを戻します。


ブラステック製 グリップ加工編
エンドキャップの段差に、
合う様に削ります。
両面テープは剥がします。
テープでカット部を決め、
万力にグリップをセット。
キズを付けない様に、
ガムテープで保護します。
荒削り。
必殺工具ベルトサンダ―登場。
ゴムも楽に削れます。
削り跡。
このままでもいい感じ。
横から。こんな感じ。
7本全て終了。
1本は最初からの加工ですが、
6本は以前に削った物を整えただけです。
38φのパイプに番手240番のペーパーを巻き、削り面を慣らします。
削り面。こんな感じ。分かりますか? こちらの方が分かりますね。


ラリPに、ブラステックグリップ取り付け。
DARTH SABER氏作ブループリントを用意。
両面テープを貼って1本目。
アクティベータ―延長上より、
少し右(写真では上)。
2本目。LED6延長上くらい。
この2本を最初に張ると、
間隔が取り易いです。
残りグリップ5本を、
1本目と2本目の間に張り完成。
手削りなので1本1本個体差があります。
グリップは平坦になります。

以上が、マナキン流の組み立て方です。ESBのグリップも同じ仕様です。。
グリップを1本追加しただけですが、見た目がガラリと変わります。
厚めの両面テープを使って段差を無くすのも一つの方法ですね。