PARK SABER Inc,製 Vengeance(TM) ELセイバー
ReplicaPropsForumで、PARK SABER Inc.のJeff Parksが直接宣伝していたもの。サイトで販売しているセイバーとは違い、適当なパーツを組み合わせて作られた物のため、非常に安価だった。とはいえ内部のELインバータやブレードの性能は同じであると思われる。
おそらくこんなもの日本で所持しているのは私一人ではなかろうか(と言ってもなんの付加価値があるわけでもないが)。
ちなみにVengeanceとは「復讐」という意味であるが、あるスター・デストロイヤーの艦名でもある。
![]() |
ちょっとこの写真ではわからないが、音楽用の標準プラグのソケットが仕込まれており、ブレードのプラグをここに差し込んで固定するようになっている。同時にローレットネジも締め込んで固定するので、ブレードが脱着可能でありながら振り回しても抜けることはない。 |
006P・9V電池一個で稼動する。
暗いところで発光している様子。勘違いしてはいけないのは、ELシートやファイバーは、電圧をかけた瞬間に全体が点灯し、切れば全体が一度に消灯する。MRのFXセイバーもELブレードなので、映画のようにだんだんと伸びていったり短くなったりしない。文句を言う人がいるが至極当たり前のことで、仕様である。
プラズマ管を用いたブレードとは違い、明るい場所だと発光している様子がわかりにくい。ちなみに細長いELシートを用いているので、ELファイバーを用いたLightec製ブレードよりずっと明るい。その代わりブレードにGAPと呼ばれる細長い隙間が生じている。(ちなみに最近のPARK製品ではこの隙間は無いそうだ。継ぎ目はあるが)
ちなみにかのLARBEL製ELセイバーは、Lightecと提携して、そのブレードを発光させる物だったため、非常に暗く、購入者を落胆させた物だった。しかし、このPARKセイバーのブレードをLARBELのインバータに無理矢理接続してみたところ、ELシートにも関わらず非常に暗かったのである。ということは、ELの明るさは、インバータによるところもかなり大きいと言えよう(基本的にEL素子も、かける電圧が高く、周波数が高いほど明るく輝く。大体普通は100V、400Hz辺りが用いられるようだが、300V、200Hzなんかで使っている人も見受けられる)。
しかしPARKSABERの製品に仕込まれているインバータは、リバースエンジニアリングされないように分解不能になっている。セイバーを破壊しない限り取り出すことは出来ないし、無理に分解すればインバータ自体壊れるという話もある。
更に、EL素子は明るく点灯させれば寿命がその分縮むそうである。