AOTC(エピソード2)メイス・ウインドゥ ライトセイバー
2002/12/18更新

 メイス・ウインドゥはAOTCにおいて新たにライトセイバーを作り直している。その作りは他には類を見ないほどゴージャスな物になっている。

 ブレードのカラーも、このセイバーでしか見られない紫色である。これはメイスを演じるサミュエル・L・ジャクソンのたっての希望で実現したものだそうだ。サミュエルは昔からスターウォーズのファンで、かねてから出演を希望していたそうである。
 レジン製のスタントセイバーもちゃんと存在する。
 こちらもスタント。メイスのセイバーは比較的コンパクトなサイズである。
 文藝春秋・TITLE 2002年8月号に収録のメイスセイバー。
 撮影中(あるいは撮影後)グリップの一部が破損したようだ。
 しかしSWC2画像では特にそのような部分は見られないため、修復されたと見られる。
 劇中より。
 なお、彼のセイバーは予告編などに置いて「electrum lightsaber」と呼ばれ、他のセイバーと区別がされているようだが、electrumは日本語で「琥珀金」と訳される。琥珀金とは実際にある物質で、金と銀との合金だ。
 つまりelectrum lightsaberとは、その金メッキ仕上げの外観を指す名称設定であり、機能や構造に言及したものではないと推測される。
 VisualDictionaryには「上位の評議会議員だけが使う琥珀金仕上げ」との記述が見受けられるが、この本の記述を正式な設定とするには検討が必要な所だ(VDについてはAOTCアナキンの項目を読んで頂きたい)。また他にも金色の部分があるセイバーを使っているジェダイナイトやパダワンがいる。

 というか、上に記したとおり、ブレードカラーが紫であることはサミュエル・L・ジャクソンの希望を聞いたルーカスがOKを出しただけのことであるし、ルーカス自身や、ルーカスフィルムという会社も偏執的にライトセイバーの細かな設定に気を配っているわけではないことは、様々な発表からも明らかである。メイスのセイバーが特殊な物のように見えるのは、彼がヨーダに次ぐ実力者であるという設定と、いくつかの偶然とルーカスの了解が結びついた産物であると言えるだろう。

STARWARS CELEBRATION2におけるメイス・ウインドゥのセイバー画像

jedi2016氏によるSWC2画像
Thanks to jedi2016 for permission to re-post these excellent pics on this site.
excerption from jedi2016.com