5POSTBOY作 AOTC Anakin Skywalker LIGHTSABER
シンガポール在住のRPF住人・5POSTBOY氏作のAOTCアナキン。総アルミ合金削り出し。ちなみにグリップ部分は未装着。忙しくて都合上作れないそうで、作ったら送るとのことだが、これの製作中に新たにNo.3 Mk.Iグレネードレプリカの制作を受注したりしてなんだかよくわからない人である。おそらく樹脂パーツは全く別行程を踏まなきゃならないためだとは思うが……。
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エミッター部分は、実物にあるインナーパーツの溝も再現している。 |
中央バンドも金属製。 BOXは3ピース構造で、黒と銀の部分は別パーツである。 |
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アクティベータ付近。細かいことを言えば、黒い部分の形状が本物とは微妙に異なる。本物はもっとルーズな形をしているのだ。 各ノブ類も、有り物のパーツではなく、一つ一つ削り出しで製作されている。 |
エンドキャップ付近。実物の2重構造が再現されている。例の外側に沿ってしまっている部分もやろうと思えば再現可能だ。 (fromMOVIESのAOTCアナキンの項参照) カバーテックのノブもアルミ製。 |
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インナーパーツはカバーテックのノブのビスで固定されている。 外側の切り欠いた部分は不安定な構造なのがわかる。 |
LED部分。ここは実は疑問の部分。実物と同じく2重構造なのだが、インナーパーツは単なるアルミ角材なのだ。 実物は外側のパイプに溝を切り、更にその内径にぴったり合った円筒形のインナーパーツに同じ形状に溝を切ってLEDを装着していると思われる。だからこそエミッターにまでインナーパーツの溝が貫通してきているのだ。 LEDは本物と同じく左右で違う種類の物を装着してある。 |
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内部構造。LEDが装着されているアルミの角材が見て取れる。これだと外側のパイプからの距離が大きく、多少違和感がある外見となる。 |
いくつかのディテールが異なるとはいえ、AOTCアナキンとしてはこれまでにない完成度の作品だ。ほぼすべてのパーツがアルミ削り出しで製作され、質感が非常によい。映画では不遇な扱いを受け、市場でもイマイチ人気のないAOTCアナキンだが、こうして調べてみるとなかなか興味深いデザイン・構造をしている。